天体観測用の双眼鏡はニコンやキャノン、防振双眼鏡などどれがいいでしょうか? 望遠鏡で星を大きく見るよりも、「視野が広く、周辺まで像の崩れが少ない双眼鏡」を探しています。

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ニコン

星空観察や天体観測では、双眼鏡や天体望遠鏡には高い解像力と集光力が求められます。 口径・ひとみ径が大きく、光学性能が高いものがおすすめです。 星を見るには倍率で選ぶよりも、光を集めて明るい像を見るためにレンズ口径の大きな双眼鏡のタイプを選ぶと見やすいです。

ひとみ径が大きく明るいので、入門者や気軽に楽しみたい方におすすめなのは、 ニコンのモナーク56シリーズ(8.5x56D CF/10x56D CF/12x56D CF)やアクションEX(7x35 CF/8x40 CF/7x50 CF/10x50 CF/12x50 CF) でしょうか。 ニコンの双眼鏡は、目的の星の周辺の星像も点状に見えるので、星を観測するにはいいでしょう。 ちなみにツアイスの双眼鏡は、周辺の星像はあまりよくありませんでした。 ただし、同じ口径の双眼鏡でもツァイスはより明るく見えます。

防水仕様であれば、夜露などにも対応できます。 ニコンのモナークシリーズは、双眼鏡本体の内部に窒素ガスを充填した、本格派の防水型双眼鏡です。

また、メガネをかけたままでも見やすいような、ハイアイポイント設計になっています。 さらにグラスファイバー入りポリカーボネイト樹脂を採用しているので、軽量ボディです。 双眼鏡の長所の一つには、望遠鏡と違って軽い、小さいという手軽さ、便利さがありますね。 それから双眼鏡を三脚に固定してみると、目的の星が見つけやすいです。


防振型双眼鏡

天文用として売られている口径50ミリの双眼鏡で価格が3〜4万円の物なら、どれもそれなりに見えるので実用的です。 35ミリ以上の双眼鏡でも、それなりに見えます。

双眼鏡による星見にはまると、いずれ2台目3台目のもっと高級化、高倍率化、大口径化した双眼鏡がほしくなるでしょう。 初心者、入門者を通り越して中級者になると、キャノンCANONのスタビライザー内臓の防振型双眼鏡がおすすめです。 防振型双眼鏡なら、三脚固定が不要なのです。 ですから「天頂付近」の観望が簡単にできるので、180度の視界を手軽に楽しめます。 しかも、三脚固定のわずらわしさや首や腰が痛くなることからも解放されますし、 星像の点々が止まって見えるすばらしさもあります。 キャノンCANONの防振型双眼鏡には、8倍、10倍、12倍、15倍と各種あります。 価格的には、10倍または12倍までがおすすめでしょう。 またこれなら、日中のバードウオッチングにも十分使えます。

ちなみに双眼鏡による星見のよいところは、価格も重さも手軽であることですね。 双眼鏡でも大きくて重たいものがありますが、腕が疲れますし、持ち運びが大変です。 双眼鏡持参で出かけるときには他にも手荷物があるし、女性には重過ぎるものですと、 ママが子どもと一緒に天体観測を楽しむことが難しくなってしまいます。 それに、あまり重くて大きな双眼鏡では固定用三脚なども必要となり、結果的にその製品の「稼働率」が低くなり、 使いづらいまま押入れにしまわれることになってしまいます。機材が重たくなると、持ち出すのが億劫になりますものね。


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天の川

空には数多くの星雲・星団がありますが、望遠鏡を適当にのぞいても簡単に星をレンズの視界に入れることは難しいです。 その点双眼鏡なら天体望遠鏡より低倍率なので、星をレンズの視野に入れやすいです。 しかし目的の星を見るには、正確な位置を把握することが大切です。

まずは、裸眼で観ましょう。 裸眼で見える星雲や星団は数が限られていますが、すぐにわかるのはおうし座のすばる(プレアデス星団)です。 肉眼ですと、アンドロメダ大星雲はぼうっとした雲のように見えます。 星座表や星見表を見ながらスターウォッチングを楽しみましょう。 また、ペルセウス座の二重星団やとも座のM46、M47は天の川の濃い部分としてより白く見えます。 その他、かに座のM44は空気のきれいな夜空では、雲がかかったような感じで見えるでしょう。 自分の知っている北斗七星や北極星などの星から目的の星座をたどってみれば、見たい星を見つけることができるでしょう。

さて、肉眼で星の位置を見つけてから、双眼鏡で観ましょう。 双眼鏡はオペラグラスよりマシなもの、と思っている人もいるでしょうが、 双眼鏡でかなりたくさんの天体を観ることができます。 双眼鏡は望遠鏡よりも視野が広いので、夏の天の川を観ると星のかたまりが見えて楽しいですよ。 肉眼で見えない星でも、天体観測表で目的の星座がどの位置にあるかを確認し、 あの星とこの星の真ん中くらいと覚えて、その空間に双眼鏡を向けてのぞくと星が見えるでしょう。

双眼鏡は倍率が低いので、小さい天体だとぼやけた星がある程度にしか見えず、 その場合は天体望遠鏡で見ると、その天体がドーナツ型か球状か不規則な形をしているのかがわかります。 それでも望遠鏡があっても、双眼鏡があると星を見つけやすいので、 夜空のスターウォッチングには双眼鏡持参が便利です。


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